「鼻の毛穴の黒ずみ」セルフケア

美容

多くの女性、男性の悩みの種でもある、「鼻の毛穴の黒ずみ/いちご鼻」。

改善するには、その原因を知って、正しい対処法を取ることが大切です。

ついついしてしまうファンデーションの厚塗りから卒業しませんか。

メイクを落としてもきれいが続く、そんなすっぴん肌を目指して、「鼻の毛穴の黒ずみ」セルフケアにトライ!。

「鼻の毛穴の黒ずみ」は、どうしてできる?

小鼻の黒ずみは、角栓の酸化が主な原因。毛穴につまった皮脂や古い角質が固まった「角栓」が酸化することで引き起こされ、酸化すると黒ずむのです。

角栓は、初めのうちは白く見える程度なのですが、徐々に酸化するとともに黒ずんでゆきます。その結果、黒のブツブツが目立ってきて、いわゆるいちご鼻になってしまうというわけです。

そしてその状態でファンデーションを塗ってゆくと、開いたままの毛穴にメイクの汚れが入り込んで、さらに毛穴の開きを目立たせるという悪循環に・・・。

ご自身の肌コンディションを知る

小鼻の黒ずみ/毛穴の黒ずみの原因には、以下のようにいくつかあります。また、これらが複合原因となって、さらなる悪化につながることもあるのでご注意!

1.皮脂分泌が過剰

皮脂分泌が過剰な人は、古い角質と皮脂が混じりあうことで角栓ができやすいといわれています。

皮脂の過剰な分泌を抑えるには、過度なストレスに注意。そして、食生活の乱れにも。ストレスがたまると食事がいい加減になりがち・・。

甘いものや揚げ物、インスタント食品などの脂質や糖質が多いもので済ますのは厳禁です!

2.メイク汚れ

長時間メイクをしていたり、メイクがキチンと落ちていないと、その汚れやホコリが毛穴につまって角栓の原因となることがあります。

3.肌の乾燥

乾燥している肌は、ターンオーバーのサイクルが乱れ、古い角質がそのまま毛穴に溜まりやすくなります。(角質は角栓の元)

その上、乾燥した肌には皮脂が過剰に分泌されることにもなり、さらに角栓がつまりやすい状態になります。

「鼻の毛穴の黒ずみ」ケア方法

一旦できてしまった「鼻の毛穴の黒ずみ」は、残念ながら自然には改善されません。

一気に解消しようとはしないで、肌に負担をかけないよう、正しいケア方法で少しずつ改善を図ることが大切です。

1.蒸しタオルで毛穴を開かせる

溜まってしまった黒ずみを解消するには、毛穴の角栓を取り除くことが大切。

まず、しっかり温めた蒸しタオルをそっと鼻に当て、毛穴が開くのを待ちます。

毛穴が開いたら、洗顔料をよく泡立てて洗い、角栓を落としてゆきます。その際、小鼻の周りを刺激しないよう軽いタッチで。ゴシゴシ洗いは厳禁です。

2.オイルタイプのクレンジングで

皮脂と汚れが混じった角栓は、ただの水ではなかなか落ちませんので、オイルタイプのクレンジングがオススメ。皮脂とよく馴染み、メイクや皮脂汚れが浮きやすくなります。

クレンジングオイルを小鼻の周りでやさしく乳化させてのち、ゆっくりきれいに流しましょう。皮脂汚れが落ちてゆくと角栓も徐々に解消に向かいます。

また、敏感肌の方は、クレンジングオイルの代わりにベビーオイルを使ってもOK。

3.洗顔はやさしく丁寧に

しっかり泡立てた洗顔料で、最初に、Tゾーンや顎といった皮脂が多い部分を洗ってください。力を入れずに、とにかくやさしく。泡を転がすように丁寧に。

全体を洗い終わったら、ぬるま湯で洗顔料を洗い流してください。熱いお湯は皮脂を取り過ぎてしまい、乾燥を招くことがありますので、34度~36度程度のぬるま湯で流すのがオススメ。

4.拭き取りタイプの化粧水

拭き取りタイプの化粧水には、表面の古い角質をすっきりと除去していく効果が。余分な角質を取り去ることで、毛穴がすっきりし、詰まりにくくなります。コットンに染み込ませ、そっとお肌を滑らせるようにご使用ください。

5.収れんタイプの化粧水

収れんタイプの化粧水には、余分な皮脂分泌を抑制する成分が配合されていて、開いた毛穴を引き締める効果が。毎日軽くパッティングを行えば、表面の古い角質をすっきりと除去、徐々に毛穴を目立たせなくして、お肌をキュっと引き締めます。

絶対NG/黒ずみを悪化させるケア

黒ずみ改善を期待して行うケアも、正しいやり方でないと、実は毛穴の黒ずみを悪化させてしまうことも。以下は絶対NGです!

1.角栓を指で無理やり押し出す

鏡を見ている時に、ついぎゅーと小鼻を押して、角栓を無理やり押し出そうとすることはありませんか?気持ちよく角栓がスルりととれることもあり、ついやってしまいがち。

でもこれは、肌を傷めてしまい、さらに毛穴を大きく開かせてしまうので絶対NG!。毛穴が開いてしまうと、目立ちますし、皮脂も詰まりやすくなって、さらなるいちご鼻へと悪化する危険が・・。

2.ゴシゴシ洗い

力を入れてゴシゴシと擦るのはお肌には、とても負担で、絶対NG! 強く擦る摩擦によって、お肌がより乾燥、毛穴がさらに目立ってしまいます。

気になる小鼻の周りは、力を入れないよう、特に気を付けて。毛穴の汚れは、洗顔料のキメの細かい泡をバウンドさせるようにして落としてましょう。

3.過剰なピーリング

お肌を一気に明るくするのにピーリングは、鼻の毛穴の黒ずみ具合によっては効果的なこともあります。

ただ、自宅で毎日、ピーリングを行うのは逆効果となり、絶対NG!。敏感肌の原因になることもありますので、個人の判断ではなく、皮膚科などの専門家に指導してもらうようにしましょう。

まとめ

「鼻の毛穴の黒ずみ」はできてしまっても、正しいお手入れを行うことで徐々に改善できます。結果、きれいな小鼻を手に入れることは可能ですので、あきらめないで!

きちんと正しいケアをして、自信に満ちたすっぴんのお肌を手に入れてください。

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